高宮葵コラム #6 2017年を振り返って
こんにちは。アシスタントの高宮です。
あと一週間ほどで今年も終わりですね。
この一年、皆さんはどうでした?
充実していましたか?
私にとっては今までで一番、手話・ろう者・情報保障というキーワードに溢れた一年でした。
春に満を持してHANAIプロダクション NA花井盛彦手話教室がオープンし、そこでたくさんの生徒さんと知り合えました。
また、仕事の方でも多くのろうのお客様と出会えました。
これまでもイベント会場での出会いはあったのですが、過去にそこで繋がった方たちが「手話ができるコンパニオンがいるよ」とデフ・コミュニティ内で情報を広めてくれたこともあり、今年その数が飛躍的に増えました。
「はじめまして」の場で、物怖じせず相手の方にガンガン絡んでいけるのは、これは本当にもう、日頃の指導のおかげです(* ॑꒳ ॑*)
花井講師のレッスンでは、「言いたいことが相手に伝わっていない時どうするのか」を繰り返し何度も実践的に学べます。
レッスン中、自分の言いたいことはきちんと伝わってるものだと思ったら、実は相手は誤解してた(講師から指摘されて初めて気付いた)という場面が多々あります。
何故誤解させてしまったのか。
セレクトした手話単語が悪かったのか、説明の順番がおかしいのか、空間の使い方が曖昧なのか。
そして、自分が聞き手側の際も、「この人、何を言いたいのかよく分からないなぁ…」と内心思うだけで終わるのではなく、話のズレを修正していく質問力を鍛えるように言われます。
こんな風に、ダメだった時に二の矢三の矢を放つ訓練をしているので、“本番”の際、過度に緊張しないのかなぁ…と自分自身ではそんな風に分析してます。
これが、花井講師からもらった一番の財産です。
とは言え、これはあくまでも“手話での会話”のことであって、通訳となると死ぬほど緊張します……💦
添付した写真は、今年の2月に開催されたCP+(カメラと写真の展示会)のシグマブースでステージ通訳をしている様子です。
有名なポートレートフォトグラファー 土屋勝義さんからのご指名で、この様な経験をさせていただきました。
来年も展示会の場で、手話対応や情報保障が広まるように地道に頑張ります。
よろしくお願いします✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。
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